スライムで化学実験

スライムの作り方

スライムは色々な作る方が紹介されてますが、ここでの作り方。

1. ホウ砂飽和水溶液を作る

ホウ砂飽和水溶液

ペットボトルにほう砂と水を入れ、良く溶かして、ホウ砂飽和水溶液を作る。溶け残りが出るぐらいのほう砂を入れる。時間が経つと更に溶ける場合があるので、一晩置くぐらいが良い。
※ホウ砂飽和水溶液:ホウ砂が溶けきれないだけ目一杯溶けた水溶液

2. スライムにする色水を作る

スライムにする色水

水を40ml ミニコップAにとり、色を付ける。
色は絵具や食紅等でつけると良い。

ミニコップAに、1で作ったホウ砂飽和水溶液を5ml加える。

3. PVAのりの準備

パックに入れたPVAのり
スライム作りに使うPVAのり

PVAのり(ポリビニルアルコール)を、チャック付きポリ袋Bに40ml入れる。
※チャック付きポリ袋は、ユニパックのE-4のサイズを利用してます。

4. 仕上げ

スライムの出来上がり

 ポリ袋BにミニコップAの色水を入れ、チャックを閉めてよく振ると、スライムの出来上がり。


スライムを使った化学実験など

電気スライム

スライムに銅板、亜鉛板を差し込み、化学電池を作る。オルゴールを鳴らしたり、ソーラーモータを回したりしてみる。

アイススライム

スライムに尿素を混ぜる。ヒヤロンと同じく、冷たくなる。尿素は園芸店で肥料として売られている。

ホットスライム

スライムに塩化カルシウムを混ぜる。塩化カルシウムが溶ける時の発熱反応で熱くなる。塩化カルシウムは融雪剤としても使われている。

夜に光るスライム

スライムに蓄光顔料を混ぜる。光をスライムに当てて光を蓄えさせてから、暗いところにスライムを持っていくと、光って見える。

UVスライム

紫外線を当てると色が変わる忍者えのぐをスライムに混ぜる。太陽光など、紫外線を含む光にスライムを当てると、色が変わる。

ブラックスライム

ブラックスライム

スライムに鉄粉を混ぜる。黒いスライムが出来る。このスライムを磁石に近づけると、磁石に近寄ってくる、磁石を包み込むように動く。鉄粉はいずれ錆びるので注意。