高卒認定 科学と人間生活-熱容量

熱容量

その物体の温度を1℃、あるいは1K上げるために必要なエネルギーを熱容量という。単位は、ジュール毎ケルビン[J/K]である。
熱容量が大きいと、温めるのに大きなエネルギーが必要となるので、温めにくく、冷めにくいものとなる。

エネルギー

熱量

エネルギーのうち、熱エネルギーを熱量という。単位は、[J](ジュール)である。

電気エネルギー(ワット)

カロリー

比熱

比熱は、物体の質量を1グラム[g]に揃えた熱容量のことである。単位は、ジュール毎グラム毎ケルビン[J/(g・K)]である。

物質の比熱

金属と水では、金属の方が温まりやすい。比熱は温めるのに必要なエネルギーで表されるので、比熱としては金属の方が水より小さい。

熱平衡

異なる温度の物質が混ざり合うと、いずれ、高温の物質から低温の物質に熱量が移動し、温度が等しくなる。この状態を熱平衡と言う。

熱平衡状態の物質の温度は、高温の物質の温度と低温の物質の温度の間(中間とは限らないが)の値となる。

熱量

熱量の計算

温度を求める

平成28年度第2回 科学と人間生活 大問2問2

平成26年度第2回 科学と人間生活 大問2問5

熱平衡

平成28年度第1回 科学と人間生活 大問2問4

平成27年度第1回 科学と人間生活 大問2問4