高卒認定試験 物理基礎 H30-1 大問5 問4 解説+解答

解説:

電磁波の波長の長いものは、周期の長いものでありエネルギーの小さいものである。エネルギーの小さい順に並べると良い。

① 正解
X線は、レントゲンで使われる電磁波である。非常に強力な電磁波で、年間で浴びる量も規制が有ったりする。
赤外線は、当たると暖まるように、それなりにエネルギーの高い電磁波である。
電波は、テレビやケータイ、WiFiなどの電波がその辺りを飛び回っているが、感じることはない。それだけエネルギーの弱い電磁波である。
エネルギーの小さい方から並べると、電波<赤外線<X線の順になる。


② 間違い
\(\gamma 線\)は、放射線の一種なので、非常に強力なエネルギーを持っている。
紫外線は、可視光線の紫側の外にある電磁波であり、日焼けの原因だったりするほど、エネルギーの強い電磁波である。
可視光線は、紫外線よりエネルギーの弱い電磁波である。
エネルギーの小さい方から並べると、可視光線<紫外線<\(\gamma線\)の順になる。

③ 間違い
赤外線は可視光の赤側に外れた電磁波であり、紫外線は、可視光の紫色側に外れた電磁波である。
エネルギーの小さい方から並べると、赤外線<可視光線<紫外線の順になる。

④ 間違い
③と同じ。

以上。