高卒認定試験 物理基礎 H30-1 大問4 問3 解説+解答

解説:

①  音速が一定のとき,振動数が大きい音波は,振動数が小さい音波より波長が長い。

\( v = f \lambda \)
振動数\(f\)は、波長\(\lambda\)に反比例するので、振動数が大きくなるほど、波長は短くなる。


② 空気中を伝わる音波は,気温が高いほど速く伝わる。
気温が高いと空気内の分子の動きも早くなるので、音波も速く伝わる。


③ 音の高さは,音波の振幅で決まる。
振幅が大きくなると、音量が大きくなる。音の高さは、周波数による。


④ 液体中や固体中では,音波は伝わらない。
海の中でクジラは音声で会話するし、骨伝導で音も聞こえる。液体でも個体でも音波は伝わる。

以上。