高卒認定試験 物理基礎 H29-2 大問4 問3 解説+解答

解説:

ア:空気中を伝わる音の速さは,気温が高くなると高くなる。

気温が高くなると、空気が速く動くので、音も速く伝わるようになる。


イ:空気のように音を伝えるものを媒質という。

共振は、一緒に震えるということ。鳴っている音叉を、鳴っていない音叉に近づけると、鳴っていない音叉も鳴り始める現象が、共振の一例です。
媒質は、介する物です。空気が音を伝えるということは、空気が音を媒介するということで、この答は、媒質となります。


ウ:二酸化炭素の場合は,同じ温度であれば空気より音の速さが遅いので,同じ振動数の音の波長は空気より短くなる。