高卒認定試験 物理基礎 H28-2 大問5 問3 解説＋解答

解説：

電磁誘導で生じる起電力はコイルを貫く磁力線の数が変化するときに発生する。従って、④が正解である。

残りも、確認しておこう。

磁石をコイルに近づけるとコイルを貫く磁力線の数が増え、磁石を遠ざけると磁力線の数が減る。増える場合と減る場合で起電力の＋－は反転するが、磁力線の数の変化の量が同じであれば、発生する起電力の大きさは同じである。①、③は間違いである。

コイルの巻き数が増えると起電力は多く発生し、巻き数が減ると発生する起電力は減る。②は間違いである。

以上。