高卒認定試験 物理基礎 H28-1 大問4 問3 解説+解答

解説:

弦の張りを緩めたら低い音になり、張りを強めたら高い音になる。
これはギターでなくてもよいが実体験で知っておいてもらいたい。
例えば、輪ゴムを強く張った場合、緩く張った場合で弾いてみて音の違いを確かめてみよう。
従って、音が低くなるのは、①か④。

うなりの回数は、2つの音の周波数の差から求めることが出来る。
④の場合を想定してギターの音が439Hzから438Hzになったとすると、うなりの回数は440-439=1回から、440-438=2回となり、回数が増えてしまう。
①の場合を想定して、
ギターの音が442Hzから439Hzになったとすると、うなりの回数は、442-440=2回から440-431=1回になり、うなりの回数が減る場合を想定することができる。

従って、解答は①。

以上。