解説:
合成抵抗を計算する。
抵抗Aと抵抗Bが並列接続されているので、この部分の合成抵抗Rは、
$$ \begin{eqnarray}
\frac {1} {R} &=& \frac{1}{10[\Omega] } + \frac{1}{15[\Omega]} \\
\frac {1}{R} &=& \frac{3}{30} +\frac{2}{30} \\
\frac {1}{R} &=& \frac{5}{30} \\
\frac {1}{R} &=& \frac{1}{6} \\
R&=&6[\Omega] \\
\end{eqnarray} $$
この抵抗と、抵抗Cが直列接続されているので、この合成抵抗は、
[math] 6[\Omega] + 4[\Omega] = 10[\Omega] [/math]
となる。
オームの法則から、
$$ \begin{eqnarray}
V &=& RI \\
5[V] &=& 10[\Omega] \times I \\
I &=& \frac {5}{10} = 0.5 [A] \\
\end{eqnarray}$$
となる。
この電流は、抵抗Cにすべて流れるので、正解は0.5Aである。
抵抗Aと抵抗Bは回路が分岐しているので、電流も分かれて流れる。
以上。