解説:
それぞれの金属球の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量を計算する。
金属球A:
質量100[g]、比熱0.90[J/(g・K)]だから、[math] 100[g] \times 0.90[J/(g\dot K)] = 90[J/K] [/math]の熱量が必要である。
金属球B:
質量200[g]、比熱0.45[J/(g・K)]だから、[math] 200[g] \times 0.45[J/(g\dot K)] = 90[J/K] [/math]の熱量が必要である。
金属球C:
質量300[g]、比熱0.38[J/(g・K)]だから、[math] 300[g] \times 0.38[J/(g\dot K)] = 114[J/K] [/math]の熱量が必要である。
金属球D:
質量400[g]、比熱0.24[J/(g・K)]だから、[math] 400[g] \times 0.24[J/(g\dot K)] = 96[J/K] [/math]の熱量が必要である。
温度を1℃上げるのに最も多くの熱量が必要なのが金属球Cである。したがって、金属球Cが最も温度が上がらない。
以上。