高卒認定試験 物理基礎 H26-2 大問2 問3 解説+解答

解説:

(1)
静止摩擦力は、張力と釣り合って、物体が動かない。
従って、張力が5.0[N]の時は静止摩擦力が5.0[N]、張力が9.0[N]の時は静止摩擦力が9.0[N]となる。
動摩擦力の8.0[N]を越えているが、動き出すまでは、静止摩擦力が働く。(動き出すと急に軽くなるのを感じたことがあるだろう。)

(2)
動摩擦力が8.0[N]であるので、13[N]で引き続けると、差し引き5.0[N]の力が物体に加わる。
物体の質量が2.0[kg]なので、
[math] F = ma [/math]
[math] 5.0[N] = 2.0[kg] \times a[m/s^2] [/math]
[math] a = \frac{5.0}{2.0} = 2.5 [m/s^2] [/math]

以上。