解説:
① 数学と英語のどちらも60点以上である生徒は8人である。 (間違い)
数学と英語のどちらも60点以上である生徒が位置づけらえるのは、下のグラフの青い部分である。その中に点は7つあるので、7人の生徒がいることが分かる。
したがって、「8人である」というのは間違いである。
② 数学の得点の範囲の方が、英語の得点の範囲より大きい。 (正しい)
分布の範囲は以下のグラフの青い部分である。この矩形が横長の長方形である。横が数学の得点の範囲、縦が英語の得点の範囲であるので、 数学の得点の範囲の方が、英語の得点の範囲より大きい。
③ 数学の得点が20点台の生徒は英語の得点は40点以上であった。 (正しい)
数学の得点が20点台であるのは、下のグラフの青い部分である。この中には、点が1つ、すなわち生徒が一人おり、その生徒の得点は、40点台である。したがって、正しい。
④ 数学と英語の得点の間には正の相関がある。 (ただしい)
得点の分布(グラフでの点の分布)を囲ってみると下の図の青い部分となる。この分布が右肩上がりになっているので、正の相関があることが分かる。
以上。