高卒認定試験 数学 H27-1 大問5(1)解説+解答

解説:


文章題と同じく、問題文を読んで図形がイメージできることがまず大事ですね。図は問題文についてますが、きちんと直角三角形が見えると良いです。

次に、現れた直角三角形に、[math]\sin, \cos, \tan[/math]のどれを当てはめるか考えましょう。


三角比:

$$\sin{\angle{A}} = \frac{高さ}{斜辺},    \cos{\angle{A}} = \frac{底辺}{斜辺},  \tan{\angle{A}} = \frac{高さ}{底辺} $$


今回は、底辺(AC)が分かっている状況で、高さ(BC)を求めるので、[math]\tan[/math]を利用する。

[math] \tan{\angle{A}} = \frac{BC}{AC} [/math]
[math] \tan{85^\circ} = \frac{BC}{17m} [/math]
[math] 11.4301 = \frac{BC} {17m} [/math]
[math] BC = 11.4301 \times 17m \approx 194m [/math]

以上。