高卒認定試験 数学 H27-1 大問6(3)解説+解答

高卒認定試験 数学H27年度第1回 大問6(3) (出典:文部科学省)

解説:

まずは平均値を求めてみましょう。

  • Aグループの平均値は、(4+8+10+12+16)÷5=10
  • Bグループの平均値は、(4+7+10+13+16)÷5=10

平均値は、等しいですね。

次に、分散を考えてみましょう。分散は、平均値からの散らばり具合を表します。

AグループとBグループのデータを比較すると、違いは、Aグループの8がBグループでは7に、Aグループの12がBグループの13になっています。それぞれBグループの方が、平均値10から遠ざかる方向に変更されています。

ということは、Bグループの方が分散が「大きくなる」ことになります。

したがって、答えは、③になります。

以上。