小論文対策
原稿用紙の使い方
- 1マスに一文字書きましょう。
- 段落の始まりは、1文字空けましょう。
- 禁則(行のはじめに来ない文字)。
構成
小論文と作文の違い
小論文とは、物事をテーマに沿って小規模に論じる文章です。ですから、小論文を書くときには、筋道を立てて、論理的に、読み手が理解しやすいように書くことが重要です。
一方作文は、読書感想文や日記のような文章です。論理的に何かを伝えるというよりは、感情的に読み手に伝えるものです。
小論文の構成
- 序論、本論、結論
最も基本的な構成は、序論、本論、結論の3段構成での記述です。- 序論:
この小論文で何を書くかを、読み手に最初に伝えます。伝えたいことを真っ先に書いてしまいます。 - 本論:
伝えたいことを、論理的に、具体的に説明していきます。論理がしっかりしていれば読み手が理解しやすいし、具体的な話があれば、読み手が内容をイメージしやすくなります。 - 結論:
小論文のまとめの部分です。序論にも挙げた伝えたいことを、最後に短く、しっかりと、読み手に伝えましょう。
- 序論:
小論文の量
○○文字以内、原稿用紙○○枚以内
- 80%以上
原稿用紙5枚以内、とか、2000文字以内という制限が出ることがあります。その時の目安は、80%以上を記述するようにしましょう。5枚以内なら、5枚目ま入りましょう。入ったからすぐ終わりでなく、途中まで行くぐらい書いた方が良いでしょう。 - 越えてはいけない
以内という指定があった場合には、1文字でも超えてはいけません。1文字オーバーでも採点されないこともあります。 - 少なすぎはダメ
以内だからと言って、少なすぎてはいけません。「量より質」として50%程度しか書かなかったら、出題者の求めるような内容を含んでいません。