1. 幕末
ペリーの来航から、江戸幕府が倒れて、明治新政府が誕生するまでの時期です。開国により幕藩体制が揺らいでいき、最終的には根本的に国のかたちを変えないといけない、という意識に変わっていきました。
ロシア進出
アメリカ:ペリー来航
アヘン戦争、英仏VS清
アメリカとの条約 ブキャナン大統領
咸臨丸 勝海舟
明六社:福沢諭吉、学問ノススメ
奥羽諸藩と新政府軍の戦い
国学者
大政奉還 徳川慶喜
日米和親条約 皇女和宮 蛤御門の変
2. 新国家建設期(前期)(1868年~1878年)
新しい政府が出来て、いろんな政策を急進的に行った時期です。新しい政策を行う上で反動もありました。その最後の反動である西南戦争が終了し、その後維新の立役者である大久保利通が暗殺されるまでの時期です。
市政制定(廃藩置県)
- 支配していた人民と領地が天皇へ返上
- ドイツの自治制に倣った府県制・郡制が定められた。
県令:当時の県知事のこと - 地方自治法が制定され、道府県知事が応戦されることになった。(第二次世界大戦後:1947年~)
佐賀の乱
国会期成同盟の結成
第1回帝国議会
3. 新国家建設期(後期)(1878年~1890年)
新国家建設期前期の動揺が終わり、統治が安定してきました。次に、憲法、国会といった先進諸外国と同様の制度を作っていこうとした時期です。
4. 新国家運用期(1890年~1910年頃)
憲法、国会が出来て、それを試行錯誤しながら運用していった時期です。日清、日露の戦争もあり、不平等条約も改正され、対外的な地位も確立されました。
台湾、朝鮮半島と海外植民地を獲得しました。
また、明治維新の第一世代から第二世代への世代交代も、無事に行われました。
5. 安定期(1910年頃~1927年)
国家の運営が安定してきて、国民の政治参加意識が高まった時期です。同時にアジアの大国として、正国主義的な競争に参加しつつ、国際的な役割も果たしていきます。
6. 危機期(1927年~1937年)
金融恐慌から社会が不安定となり、軍部が台頭してきた時期です。