10月4日、名古屋に行ってきました。
目的は、なごやかサポートみらいさんが主催された、里親制度普及事業「あいフェスタ2015」を聴講することでした。特に、草間吉夫さんの講演を伺うのが第一目的でした。お名前はかねてより存じておりましたが、お話を伺えるのは初めてでした。
草間さんと私は同学年であったことにびっくりし、親近感を感じました。お話しされている児童養護施設の様子が、私が大学生の頃、ボランティアで訪れていた施設を思い出させるものでした。一つの話題に、お正月やお盆の短期里親さんのお話しをされていました。
お正月やお盆は、施設では帰省する子が増えてくる時期、大学生の私は時間の余裕が出来、施設訪問が増える時期でした。子どもたちは迎えが来るのを待ちわびている、一人、また、一人と帰省していって、いつもの賑やかさが引いていく。残った子は普段の1割、2割ぐらいになって、いつもと違う雰囲気の園で年を越していく。私はそんな年越しを何度かご一緒させていただきました。懐かしく思い出しておりました。
草間さんは、お正月などは短期の里親さん宅に帰省され、また、登壇された元里子さんの御一方は、高学年になってから里親さん宅に入られたとの話をお聞きしました。時間が短いとなかなか良い関係が築けないのかと思っていたのですが、今回の話を聞いて、短時間でも素晴らしい関係も築けることに感涙しました。
短期でも長期でもいろんな形で子ども達によい人間関係が出来る事を望みます。