2016年1月31日(日曜日)に開催されたシンポジウム「フェアスタートへの一歩 世田谷区の取り組み」に行ってきました。
世田谷区では、児童養護施設や里親家庭の出身者向けの給付型の奨学金や、退所者向けのシェアハウスを用意されているそうです。なるべく門戸の広い使いやすい制度にしたいをおっしゃっていたのが印象的で、給付型であるのはもちろんですが、退所前の申請だけでなく退所後でも、あるいは、進学後でも利用可能になりそうだというのが嬉しいです。誰でもいつでも進学のチャンスを取りに行ける、そうなって欲しいものです。ただ、世田谷区さんの取り組みですので、世田谷区内の出身者や世田谷児童相談所管轄のケースに限られるのは致し方ないですね。他の自治体へも、また、国へも広まっていき、場所による隔たりも無くなっていけば良いと思います。
2017 年度からの施行のようですので、発表を注視したいと思いますし、より使いやすいものになるように皆でもっていければと思います。