高卒認定試験 数学 H29-1 大問6 (3)解説+解答

解説:

データの範囲とは、データの最大値と最小値の差の事である。


Iでは、最大値が197kg、最小値が135kgなので、Iのデータの範囲は、
$$ 197-135=62(kg)$$
である。
同様にIIでは、最大値が199kg、最小値が111kgなので、IIのデータの範囲は、
$$ 199-111=88(kg) $$
である。従って、データの範囲はIIの方が大きい。

標準偏差の大小関係と、分散の大小関係は一致するので、分散の値の大きいIIの方が標準偏差の値も大きい。

従って、正解は④である。

以上。