高卒認定試験 数学 H29-1 大問6 (2)解説+解答

解説:

まずは、選択肢を見比べてみよう。最大値、最小値、中央値に違いはない。
一応、計算してみておく。

  • 最大値:18
  • 最小値:8
  • 中央値:5番目11と6番目12の間(平均)の11.5が中央値。

選択肢で違いが出てくるのは、第1四分位数と第3四分位数(箱の上下の位置)。

  • 第1四分位数:
    中央値が11.5なので、前方の5個(8,9,10,10,11)の中央値が第1四分位数となる。
    5個のデータなので、真ん中3番目:10が第1四分位数。
    ①、②のどちらかが正解。
  • 第3四分位数:
    中央値が11.5なので、後方の5個(12,12,14,17,18)の中央値が第3四分位数となる。
    5個のデータなので、真ん中3番目:14が第3四分位数。
    従って、①は間違っていて、②が正解。

従って、正解は②。

以上。