高卒認定試験 数学 H27-2 大問6 (1)解説+解答

解説

最小値などを聞いているので、まず、小さい順に並べ替えてみましょう。

1番:41(B君)、2番:50(F君)、3番:52(D君)、4番:53(C君)、5番:57(E君)、6番:62(A君)、7番:70(G君)

選択肢を、簡単なところから、確認していきましょう。

① 最小値は41である。

これは、並べ替えたら一目瞭然ですね。B君が最小で41。正しいですね。

③中央値は52である。

中央値というのは、順に並べた時にまん中の値です。7人ですから4番目がまん中ですね。4番目は53ですから、中央値は53という事になります。ですから、③は間違いですね。

ここまでで、答は分ってしまいました。テスト本番の時には、時間を短縮するなら、ここで次の問題に進んでも良いでしょう。ちなみに、他の選択肢も確認してみましょう。

④ 範囲は29である。

範囲というのは、最大値と最小値の差です。最大がG君の70、最小がB君の41ですので、範囲は、70と41の差で、29です。これも正しいですね。ちょっとだけ計算が入りますので、少し後回しに確認しましょう。

②平均値は55である。

平均の求め方は分りますか?全部を足して個数で割ると平均値が出ますね。全部足すと、(62+41+53+52+57+50+70)=385、7人分のデータですから、7で割って、385÷7=55。 したがって、平均値は55です。選択肢は正しいですね。計算が難しくないけど手間が掛かるこのような問題は、後回しが良いですね。

 以上。