明けましておめでとうございます2020

あけましておめでとうございます。

早いものでいつの間にか5回目の新年の挨拶文を書いております。

2019年は、本格稼働の年となりました。マンパワーが追い付かず、全速力で駆け抜けた年でした。まさに、猪突猛進。

学習支援

2019年に関わった生徒さんは、マンツーマンで関わっただけで15人に約500回、その他、30回の学習会でお会いした方、学習サイト活用された方のアクセス数が800件、など本当に大勢の方がいらっしゃいました。更に加えて、それらの方々が本当に熱心に学習を進められたこと、大変ありがたく思っております。

特に新規で参加された方の多くが、新たなルートでのつながりでした。これまで5年間、百道庵を続けてきて、段々と認知され、また、ありがたいことに信頼していただいたのか、様々な経路からの依頼がありました。参加いただいた方の中には、新たなステップを踏み出された方も多いですが、ここで出来た縁を大事に、引き続き、参加いただいた方、ご依頼いただいた経路との関りが続いていけばと思います。

一つ大きな動きがあったのは、シモキタトナリが閉店したこと。毎月の学習会の場として活用させていただいておりました。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。世田谷代田駅前、徒歩20秒という場所ではなくなりますが、引き続き、学習会&食事会は実施していくことになっていますので、2020年もよろしくお願いいたします。

随伴活動

教科の学習だけでなく、奨学金獲得のサポート、進路変更の相談など、の、話し相手になるような活動もして参りました。数えると約100回。学習支援という形で会う約束をしていても、会ってみると生徒さんにあれこれ話したいことが有ったりしていわゆる学習には至らないことも多々ありました。マンツーマンでの学習支援の場がそんな場であっても良いと思ってます。あるいは、メールや電話などで、相談事として連絡が入ることも。百道庵は、いわゆる支援団体ではないので、大したことはできません。お話ししてくださった方、相談してくださった方には、力不足で落胆させてしまったことも多かったかもしれません。でも、そんな百道庵に、話を持ち掛けていただけるだけで、大変光栄です。何も出来ないとは言いつつ、引き続き、お話を聞かせていただければ幸いです。

勉強会活動

2019年度の新たな取り組みとして、勉強会を2回実施しました。「社会的養護」とは何か、「支援活動」とはどうあるべきか、色々と考えさせられる機会が多かったのも、2019年の特徴かと思います。当事者の方々から、別の支援団体、支援者との関係について、相談を受ける場面も多かったです。これはおそらく、「社会的養護」関連の活動、「社会的養護」関連の支援活動が活発化してきていることの現れでもありましょう。様々な活動があるなか、他団体等の活動を拝見し百道庵の活動自体も、内省する機会となりました。それらの発信として勉強会を実施したのですが、2回だけにとどまってしまいました。2020年は、更に発信の機会を増やしていき、百道庵の活動や考え方を外部に知ってもらい、外部からの評価を受けながら、健全な活動になるべく、日々、自省してまいりたいと思います。

最後になりますが、このように、活動を続けてこられるのも、多くの支援者、関係者のお陰でもありますし、一番は、活動を受けてくださっている生徒の皆様あっての活動です。本当にありがとうございます。2020年も、ネズミのように、ちょこまかと動き回りながら、壁に一穴を開けるような活動になればと思います。

2020年もよろしくお願いいたします。