第2回あすのば全国集会

第2回あすのば全国集会に参加してきました。

第2回あすのば全国集会20161204

奨学金についての話を聞くことが出来ました。奨学金には2種類あって、一つは学業成績優秀者に対する奨学金でトップを伸ばすためのものと、もう一つは学習の機会を均等にするための基盤を揃えるためのもの、という話でした。

昔はごく一部の限られた人が大学進学していましたので、前者の奨学金があれば良かったのかもしれません。しかし、現在は、半数以上の人が進学しています。誰もが進学を選択肢の候補の一つとして考えられるようになるべきでしょう。進学するしないは人それぞれですが、それを考えるに当たり、同じ土俵の上で考えられるような環境になればと思います。また進学を選択肢と考えた場合に、他の制約がでてこないことが大事でしょう。これらを支えるのが後者の奨学金ということになるでしょう。ただ、奨学金に限らず、機会を均等にするには様々なアプローチがあってよいでしょう。無料学習塾であったり、小中高の授業料他掛かる費用の無料化だったり、また、公教育の充実により、塾に頼らずとも進学できる環境など。

誰もが、同じように進学するしないを考えられ、勉強の意欲がある人が心置きなく勉強できる環境が出来ればと思います。そんな人を応援できればと思います。